「お手軽だけど続かない」通信教育を続けるコツとは…これなら続く?

働きながらでも手軽に始められる通信教育だけど、続かない人も多く、途中で挫折した経験を持つ人は少なくないはず。今回はまず、通信教育の「強み」と「弱み」を把握してみましょう。通信教育の「強み」はそのまま、「継続学習」の助けになるはずです。

続かない通信教育……継続させるコツとは?

 

通信教育の売り文句は「継続は力なり」。この宣伝文句は嘘じゃありません。送られてくる教材をしっかりと自学自習し、提出課題に取り組み、復習をすれば、合格に必要な力をつけることは十分可能です。

 

ただし、自学自習だからこそ、通信教育をきちんと続けるのは至難の業。働きながらでも手軽に始められるだけに、とりあえず受講申し込みはしたものの、テキストをぱらぱらめくっただけで、気がついたら受講期限が終わっていた……なんていうこともありがち。途中で挫折した経験を持つ人は少なくないでしょう。

 

せっかく始めた通信教育、なんとか「継続は力なり」を実現したい!というあなたに、通信教育の「強み」「弱み」を踏まえた学習法をご紹介します。

 

通信教育VSスクール それぞれの強みと弱みを確認

 

挫折知らずの通信教育学習法を探るために、まずは通信教育の強みと弱みを、スクール・資格予備校に通学する場合との比較で確認しておきましょう。

 

通信教育のメリットから続けるコツを探す

通信教育の「強み」はそのまま「継続学習」の助けになるはずです。

 

(1)時間の制約が無い

忙しいビジネスパーソンにとっては、細切れ時間を活用したり、早朝・深夜など、自分の勉強しやすい時間帯に学べることは最大のメリットです。特定の時間、場所でなければ学べないスクール通学と違い、教材とちょっとした空間さえあれば、そこが教室、というわけです。

 

(2)受け身にならずに実力をつけることができる

通信教育を使って学ぶとは、「自分で学習する」覚悟を持つということ。それは「1人きりで学ぶ」のではなく、誰かに頼らず、自分の手を動かし、五感を働かせて学ぶのです。誰に強制されたわ「自分がこれだけやった」という経験は「自己効力感」(自分には「それができる」という自信を持つこと)を高めます。その結果、益々学習意欲が上がり、「継続」につながる、というわけです。

 

通信教育の「弱み」をどう補うか

それでは、通信教育の「弱み」として挙げられる2点を補うにはどうしたらいいでしょうか。

 

(1)「強制力」を創り出す工夫

学習を継続するための「やる気」を出すことは、セルフコントロールに他なりません。

 

以前、「資格が取れる『やる気』の出し方」でもお話ししたとおり、この「やる気」を出すには「内発的動機付け」と「外発的動機付け」の2種類があります。

 

このうち、スクール通学に匹敵する「強制力」を創り出すために必要なのは、「外発的動機付け」の方。具体的に言うと、下記のような方法が効果的です。

 

自分にご褒美、あるいは罰を設定する

1週間や1ヶ月単位で学習計画を立て、目標をクリアしたら自分にご褒美もしくは罰を与える(「○○断ち」などもこれに含まれます)

 

ペースメーカーを作る

家族や友人など周囲にいる人に学習していることを伝え、進捗具合をチェックしたり、「ハッパ」をかけるペースメーカーになってもらう(ただし、家庭内不和につながらないよう注意しましょう笑)

 

あえて「職場のプレッシャー」を作る

業務に関連する資格の学習であれば、職場の上司、同僚に資格取得を宣言して、自分を追い込むのも手

 

(2)学習のポイントを掴むための工夫

せっかく意欲はあっても、内容やポイントが理解できず、学習が身についている実感が得られないと、やがては学ぶこと自体が嫌になってしまうもの。これを防ぐためのポイントは下記の通りです。

 

できるだけ理解しやすい教材を選ぶ

通信教育の教材も進歩している。まず肝心なのは、事前にサンプルや実際の教材を見比べて、「これなら理解しやすい」という教材を選ぼう

 

フォロー体制を確認する

自学自習が基本の通信教育において、「質問のしやすさ」は大きなポイント。質問カード(はがき)が一般的だが、Eメールや電話での受付なら、より質問しやすい

 

補助教材を利用する

市販の参考書、問題集など、ポイントを整理する教材を補助的に使って理解促進を図る

 

スクールのサブ教材を利用する

国家資格対策の予備校などは、スクールの授業を録音したテープを販売していたり、ビデオ教材を提供していたりする。それらをうまく組み合わせても良い